奇皇后

奇皇后の実在人物は?ドラマとのギャップや史実と違いがある役まとめ 

「奇皇后」実在の人物って誰?ドラマと結構ギャップはあるのかしら?と気になったので…
今回は「奇皇后」の実在の人物やドラマとのギャップについて調べました!

ベアベア
ベアベア
韓国ドラマ「奇皇后」を見始めると、個性的で魅力的な登場人物にはそれぞれにストーリーがあり、ついついドラマの中のキャストにひきこまれていきますよね!
リスちゃん
リスちゃん
わかるぜぃ。
一度見始めるとやめることはできないぜぃ

しかし・・・

saisai
saisai
「奇皇后」は韓国ドラマですが、舞台は元の皇宮なので、今までの韓国歴史ドラマとは登場人物の名前や衣装・髪型などいろいろな面で違いがあるのです!
ベアベア
ベアベア
え!?そうなの!?
リスちゃん
リスちゃん
なんと!驚きだぜぃ!

なので今回は、実在した人物と架空の人物が繰り広げる歴史ドラマは、史実に残る実在の人物がドラマの中でどのように描かれているのか?

気になるところなので、史実とドラマにどのくらいギャップがあるのか探ってみたいと思います。

saisai
saisai
あなたの「モヤっと」が解消されれば幸いです♪
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奇皇后:キ・ヤン(奇洋)/スンニャンのドラマと史実のギャップとは?

#ハジウォン #奇皇后

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奇皇后:キ・ヤン(奇洋)/スンニャン

ドラマでの奇皇后(キ・ヤン)は、高麗に生まれ幼い頃に元のヨンチョル一族に母を殺害され、「スンニャン」という偽名を使い男装して生きていきます。

成長したヤン(スンニャン)には、高麗王・ワン・ユや後の元の皇帝・タファンと運命的な出会いをし、2人の男性に愛されるという数奇な運命が待ち受けています。

元の丞相・ヨンチョル一族に殺害された両親や高麗出身の女官仲間たちの復讐をするために、元の皇帝・タファンの側室となりキ・ヤンと名乗る。

奇皇后(キ・ヤン)は、上奏文も読めない皇帝・タファンのために、教養を身につけさせたり、度重なる戦で疲弊する民にコメを送ったり、現実の民の姿を皇帝に見せ、戦よりも民のことを考えた治世を実現するために尽力します。

元の皇后に即位した後も、元の民と高麗の民を心配する正義感あふれる女性として描かれていましたが・・・。

史実に残されている奇皇后は、元出身者以外で初めて第一皇后になった人と言われています。

実在の奇皇后も貢女として元に渡り、その美しさから高麗出身の官僚に見出され15代皇帝・トゴン・テルムの側室になります。

皇帝の寵愛を受け皇后に嫉妬されるところまでは、ドラマと史実に違いは見られませんが・・・。

奇皇后が権力を握った後の奇一族は、まるでドラマの中の丞相・ヨンチョル一族並みに、権威を利用して奇一族繁栄のため民から土地を強引に奪ったり、民を強制的に奴婢にしたりやりたい放題の振る舞いが伝えられているため、現在の韓国では悪名高い女性の一人とされています。

ドラマから奇皇后の人となりに触れると、少し信じがたい悪い事実が並んでいきますが・・・。

saisai
saisai
逆に実在の人物像を知っている人からすると、正義感あふれる女性として描かれているところにギャップを感じるかもしれませんね

元の皇帝・タファンのドラマと史実のギャップは?

元の皇帝・タファン

タファンのモデルと言われるのが、第15代皇帝・トゴン・テルムといわれています。大元帝国最後の皇帝です。

ドラマ「奇皇后」のタファンと史実のトゴン・テルムはかなり違っているようです。

元の皇帝になるまでの複雑で厳しい道のりは、ドラマも史実もあまり変わりないのですが皇帝に即位して少し時間がたつと、ドラマの中のひ弱な皇帝・タファンとは違い丞相たち古株の重臣たちを排除し、自身の権力を固めようとします。

また、朝廷内の権力争いに積極的に関わるのですが・・・。

朝廷で権力争いを繰り広げている間に地方では災害や疫病などがはやり、民心が離れていきます。

それでも権力争いに明け暮れる朝廷に対して、ますます民の不満が広がり反乱がおきるという悪循環で元の国力が落ちていきます。

ドラマのタファンは、権力争いを避けることで操り人形の皇帝になってしまいましたが、実在したトゴン・テルムは権力争いに積極的に関わったがために元という国を滅亡に向かわせたように思います。

saisai
saisai
まるで、正反対の二人の皇帝の判断に共通することは現実の民の姿を見ず、争いにばかり目が向いてしまったということでね・・・
リスちゃん
リスちゃん
残念だぜぃ・・・

元の丞相・ヨンチョルのドラマと史実のギャップは?

元の丞相・ヨンチョル

ドラマで、元の実質的支配者の丞相・ヨンチョルは歴史上の人物エル・テムルがモデルと言われています。

ヨンチョルのモデルといわれているエル・テムルも負けず劣らず。

皇帝・トク・テムルの時代から政権を手中に納め、後の15代皇帝トゴンを高麗に追放したり、皇帝の死後幼いトゴンの弟を皇帝にしてみたりやりたい放題です。

ドラマ同様、15代皇帝トゴンの父親に対する殺害疑惑がありますが・・・。

ドラマと唯一違うところは、ヨンチョルは皇帝タファンの時代も強大な権力を行使しますがエル・テムルは第15代皇帝トゴン・テムルの即位前に病死しているので、長年にわたり元の実権を握ってきましたが一族の繁栄もここまでとなります。

しかし、ヨンチョル(エル・テムル)という悪人が一人いなくなったとしても、権力という甘い蜜をほしがる第2・第3のヨンチョルはいつの時代のどの国にもいなくなることがないというのは、弱者にとっての悲しい現実ですね。

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元の軍師・タルタルのドラマと史実のギャップは?

元の軍師・タルタル

ドラマでは元の武将ペガンの甥タルタルとなっており、史実ではバヤン(ペガン)の弟・マジャルダイの息子・トクト(タルタル)で、後に伯父バヤンの養子となりますが・・・。

史実は、丞相になったバヤンがヨンチョル以上にやりたい放題することをよく思わない皇帝と手を結び伯父・バヤンを追放します。

ドラマのタルタルも冷静沈着で幅広い知識を持つ策士でしたが、トクトもバランス感覚のよい優れた人物で高い地位を得ても一族の繁栄だけに固執せず、民のために働いた丞相となりましたが・・・

策略の犠牲となり皇帝トゴンに追放されたのち、反対派により毒殺されます。

ドラマでは、反乱軍との戦で戦死しますが・・・。

ドラマでのタルタルと実在したトクトは、伯父ペガン(バヤン)と対立し追放したことや貨幣改革を行っていることなど一致している部分もかなりありますね。

トクトも私利私欲におぼれた印象はなく、ドラマのタルタル同様幅広い知識を兼ね備えた清廉潔白な人だったように思えます。

saisai
saisai
あの時代に世の中に巻き込まれず、あれだけのバランス感覚がもてるなんて・・・。
非業の死を遂げるところが悲しすぎます。
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奇皇后のドラマと史実のギャップまとめ

ドラマ「奇皇后」を見始めると、個性的で魅力的なキャストに引き込まれ、主役以外でも気になる登場人物が次から次に現れて・・・。

この登場人物はどんな人なんだろうと気になり、実在の人物についてもどんな人なのか知りたいという気持ちが止められなくなりました。

実際、調べてみると主要メンバーのほとんどが実在していた人物か実在した人物がモデルになっていると思われます。

奇皇后(キ・ヤン)のようにドラマと史実があまりにも違いすぎるということもなく、見る側の期待を裏切らないキャストが多かったように思います。

ベアベア
ベアベア
確かにっ!
リスちゃん
リスちゃん
だからこそ最後まで観続けられたんだぜぃ
saisai
saisai
これだけ、見る側を夢中にさせるということは、大陸を生き抜いてきた人たちの生きざまのようなものが、ギュッと詰め込まれたストーリーと、それに負けないくらいのキャストだったということなのかもしれませんね!

それでは、最後まで読んでいただきありがとうございました。