最終回まで見た「奇皇后」。キャスト別の結末がネタバレしてもいいから知りたという方へ。
今回は最終回まで見た「奇皇后」のキャスト別のネタバレありの結末をまとめました!
ついに、ドラマ「奇皇后」が最終回を迎えました。
今回はそんな感動の超大作「奇皇后」をもう少し、ドラマの余韻に浸りたくて、魅力的なキャストそれぞれの結末を振り返ってみました。
Contents
奇皇后のキャスト別結末まとめ!
早速、奇皇后のキャスト別の結末をまとめました!
奇皇后の結末は?
二人の男性に愛され、愛した人生でした。
元の皇后になった後も祖国高麗・高麗の民そして、元にいる高麗出身者のことを思い続けた正義感あふれる女性でしたが・・・。
最後、元の首都・大都に明が攻め入られると、師匠・タルタルの言葉を思い出し、北の方へ退き、北元を建国しました。
皮肉にも、息子・アユルシリダラを北元の皇帝にすることができました。
皇帝・タファンの結末は?
最後まで、奇皇后への愛を貫いたタファン。
信用していた内官・コルタの裏切りに気づいたときから、謀反の実態をつかむため、コルタのだす毒を飲み続け命を懸けて奇皇后を守りました。
長い時間をかけて、毒に侵された体はすっかり衰弱し最後は奇皇后(キ・ヤン)の膝の上で息を引き取りました。
最後にようやく、ひ弱で頼りないタファンが男らしい面を見せてくれました。
高麗王ワン・ユの結末は?
ワン・ユ〜!!!#奇皇后「 pic.twitter.com/E2ANRTWdO8
— うらうらのYUMI☆☆☆ (@doll_petit) 2015年7月26日
高麗王ワン・ユは、常に国を思いスンニャンを思い続けた人生でした。
最後の場面、タファンの剣を自分から受け入れ命がけでスンニャンを守った姿に感動した女性が多かったのでは?
ワン・ユの亡骸と対面した奇皇后が、来世でもワン・ユのもとへ行くと言っていましたが、やっぱりワン・ユと幸せになる姿も見てみたいというのが正直な感想です。
丞相・ヨンチョルの結末は?
元の皇后タナシルリの父で、実質的権力者。
悪の集団のボスで、謀反の罪でペガン将軍の手によって処刑されました。
一族繁栄のためならどんなことでもやってきた悪。
最後、「第2・第3のヨンチョルは次から次に出てくる」と言っていたが・・・。
まさに、その通り。権力を前にすると本人が気づかないうちに、魔物になっていくことを教えてくれたような気がします。
(丞相・ヨンチョル演技力がすごくて、恐ろしかった)
元の軍師・タルタルの結末は?
奇皇后にとって、師ともいえるタルタル。
冷静沈着で幅広い知識を持ち合わせ、陰ながら奇皇后を助けていました。
ヨンチョル処刑後、伯父ペガンが丞相になると、ヨンチョル以上の暴政を行うようになり、タルタル本人の手で伯父を処罰しました。
後にタルタルは、一族の繁栄に固執せず、民のために働いた丞相になります。
しかし、国力の落ちてきた元は、度重なる反乱軍に攻撃され、その戦で無念の死を遂げます。
タルタルは実在の人物で、ドラマとほとんど遜色のない人柄だったようですが・・・。
あの時代に世の中に巻き込まれないバランス感覚は、どのようにして養われるのだろうと感心するばかりでした。
チュルクの族長・ヨンビスの結末は?
や〜
久々泣いた😭
ヨンビス切なすぎる😭奇皇后/韓ドラ pic.twitter.com/76eYl6IKjE
— ゆかぴ (@yukapi0605) 2018年4月26日
チュルクの族長として部族再興のために、メバク商団の一人として活動していましたが・・・。
ワン・ユに出会って惹かれていくうちに女性らしい可愛らしい一面をのぞかせました。
ワン・ユが追われる身となっても共に行動し、追っ手からワン・ユを守りますが、ついに敵の放った矢に倒れます。
想いを寄せるワン・ユの腕の中で最期を迎えますが・・・。
この作品のなかで、唯一純粋で可憐な少女のような女性でした。
ワン・ユとの恋が実って欲しいと願った人も多かったのでは?
皇太后の結末は?
朝やってる『奇皇后』を観るのが生きがいなのだが、見れば見るほど皇太后がたれに見えて仕方がないwやはり韓国顔ww pic.twitter.com/LrfTE4MPnf
— 貴臣 (@takaomixx) 2018年3月29日
最終的に、誰よりも権力に固執していた人物ではないかと思います。
いつも実権をにぎるために、自分の立ち位置に考えをめぐらせてばかりだったような・・・。
マハ王子が皇帝の子供ではないと分かった時の突き放す様子は、えげつないというか・・・。
皇太后には、自分以外の誰かに対する思いやりはないのかと唖然としました。
最後は、自分で毒薬を飲んで自害しましたが、「私は、死んでも怨霊となって、この内命婦から立ち去らない」と叫んでいました。
皇太后にとっては、元がすべてでした。
皇后・タナシルリの結末は?
奇皇后という韓ドラでタナシルリが一番好きなんだけど最近処刑されたんですよね…
#ペク・ジニ pic.twitter.com/Dv6ta50sE3
— らい☺︎19卒 (@tenbin01) 2018年4月23日
元の丞相・ヨンチョルの娘で皇帝タファンの第一皇后。
元の最高権力者の娘として、何不自由なく暮らし気が強く、わがままな上に残虐な一面を持つ女性でした。
皇帝タファンの父を死に追いやったヨンチョルの娘ということで、タファンからは嫌われ、常に遠ざけられていました。
側室に対する嫉妬もすさまじく、狂気ともいえる行動を次から次に繰り広げますが・・・。
父ヨンチョルの処刑後は、タナシルリは冷宮送りとなりその後、絞首刑となります。
その様子を兄・タンギセが遠くで涙ながらに見ていました。
悪役の皇后・タナシルリでしたが、女性としてタファンに振り向いてもらえず、残虐な行動を犯したのではないでしょうか?
元の名門一家に生まれ、欲しいものはすべて手に入れてきたはずなのにタファンの心だけは最後まで手に入れることはできませんでした。
皇后・バヤンフトの結末は?
そして#バヤンフト 可愛い。 #奇皇后 pic.twitter.com/wd3Gg9rVZO
— サブロウ (@2blo_21gata) 2018年5月5日
タナシルリの死後、新しい皇后として迎えられたバヤンフト。
美しい顔に優しい微笑みを見せる姿とは、まったく別の腹黒く残虐な面を持ち合わせているタナシルリ以上の悪女といっても過言ではありません。
涼しい顔をして、数々の陰謀を図ってきたことがばれ、ついに皇后の座から追われます。
最後、マハ王子の命を奪ったことに激怒したキ・ヤン(奇皇后)によって毒薬を無理やり飲まされ、絶命しました。
タルタルが、「幼い頃から誰よりも嫉妬深く残忍だった」と語っていましたが・・・
本当の悪人ってなかなか見分けられないくらい善人に見えるようにふるまえると思うと、悲しような・恐ろしいような複雑な心境になりました。
奇皇后の感想
新しい切り口の歴史長編ドラマとして、豪華できらびやかな衣装や魅力的なキャストの演技に魅了され、あっという間に最終回を迎えていました。
すべての悪役・わき役が重要人物といってもいいほど、キャラクターが際立っていたように思います。
(誰ひとり欠けては困ります)
登場人物たちの立ち位置が、目まぐるしく変わっていくテンポの良いストーリーもドラマに夢中になった要因でした。
特に、ステージが変わるたびに巻き起こる後宮での争いや頭脳戦とも神経戦ともいえる権力争いの数々。
ハラハラ・ドキドキ見どころたっぷりのドラマでした。
フィクション時代劇でしたが、実は人間の中にある二面性をあぶりだし、権力の恐ろしさ・女同士の嫉妬そして人間の心の中にある闇のような部分が見事に表現されていたように思います。
初恋の相手であるワン・ユと復讐が動機でしたが長年人生を歩んできた皇帝・タファンは、キ・ヤン(奇皇后)にとってある時は、かけがえのない同志であり伴侶であることは隠しようのない事実で、誰も間には入り込めないような深い絆で結ばれているようでした。
ワン・ユとタファンそして祖国高麗と元。
いつも板挟みのキ・ヤン(奇皇后)でしたが、ドラマの中では高麗の民・元の民を想う正義感の強い女性として描かれていました。
選べるようで選べないというのが奇皇后の胸の内では?と考えてしまいます。
奇皇后のキャスト別結末まとめ
「奇皇后」を見終わった瞬間、何ともいえない達成感と脱力感に襲われました。
長編ドラマということもあるので・・・。
実在している人物が多数描かれていますが、史実とは異なる部分もかなり織り交ぜられ歴史エンターテイメントとして楽しめました。
展開の早いドラマで、ステージごとに人物像もかなり変化し、そこが最大の魅力のような気もするのですが・・・。
時代が時代なだけに、命を狙われたり処刑されたり、とにかくたくさんの人が亡くなっていくのも特徴的でした。
(ドラマ的には、新しいキャストが入ってきてリフレッシュできますが。)
豪華な衣装や魅力的な脚本そして、時代劇には欠かせない演技派のキャストがたくさん出演しているため、誰もが認める完成度だったのではないでしょうか?
また、年齢問わず楽しめる作品だったように思います。
長くなりましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。