王女の男は実話?セリョン王女は実在したって本当?史実との違いまとめ

「王女の男」は実話なの？セリョン王女は実在したって本当？史実との違いが知りたい！と思い…今回は「王女の男」は実話でセリョン王女は実在したのか？史実との違いをまとめました。

韓国でも話題となったドラマ「王女の男」。

フィクション時代劇と言われていましたが、実話をもとに書かれたのでは？

という疑問がでています。

セリョン王女は実在したのか、史実とドラマにどのぐらいギャップがあるのか？

かなり気になるので深堀してみました。

最後には大好きな『王女の男』を全話無料で観るお得な方法もお伝えします！

お楽しみに♪

王女の男は実話？

王女の男 pic.twitter.com/i2PMp7GJn2

— 韓国ドラマ♡ファン (@GWG7YCwuX4pRItY) 2018年8月3日

韓国時代劇ドラマ「王女の男」は、実話なの？

という疑問が度々賑わっていますが・・・。

1873年に書かれた説話集「錦渓筆談」の中の「首陽大君の娘セフィと金宗端の孫」をベースに、李氏朝鮮時代の悲恋として脚本が執筆されたそうです。

「錦渓筆談」では、首陽大君の娘イ・セフィが敵対するキム・ジョンソの孫で、次男(キム・ピョンスク)の息子(キム・チャンドン)が恋愛し、夫婦になっているようです。

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キム・スンユは、キム・ジョンソの三男として実在しているよう！

「錦渓筆談」も「王女の男」も首陽大君が起こしたクーデター癸酉靖難(ケユジョンナン)を中心にストーリーが展開しています。

かなり、共通する部分がありますし、キム・ジョンソの三男キム・スンユは生き残っているようなので、「実話と信じたい」と言うところが本音ですね。

一方で、「錦渓筆談」が高宗の時代に書かれていることから、背景となる時代と300年の開きがあるので、架空のものと考えた方が良いという意見もあるようです。

セリョン王女は実在した？

王女の男完。よかったよかったでも、殺されずにすんだけどスンユが障がいを持ってしまい、そのかわりにセリョンを得た。うーんハッピーエンドなんだろうけどモヤモヤだわ あとキョンへ王女は本当に壮絶な人生だわと思った pic.twitter.com/fj3x9ZkUL6

— 21 (@dlam_01) 2018年7月17日

ドラマ「王女の男」を見ていると、活発なセリョン王女は実在してほしいけど・・・どうなんだろう？

なんて考えていました。

注目の李世姈(イ・セリョン)の存在はあるのか？

朝鮮王朝実録の「七代王世祖実録」には、世祖(首陽)の嫡子女は二男一女」となっているようです。

ドラマの中では、世子スンとセリョンの妹そして実家に預けている次男がいるという設定なので、一女がセリョンなのか妹セジョンなのか不明のままです。

ところが、大王世宗の正室・首陽大君の実母が他界した際に記されたものに、次男首陽大君の子女のくだりに、一男二女と書かれていて男子は世子・桃源君と記されているので、セリョンは実在説が濃厚だと思われます。

でも、記録が抹消されているようなので、「錦渓筆談」にある李・世熺(イ・セフィ)なのか「王女の男」の（李・世姈）なのかは謎です。

あの時代、現在からは考えられないような出来事のオンパレードなので、「錦渓筆談」やドラマ「王女の男」のように王女の記録は抹消されていても・・・

王女の男の史実と異なる点

「王女の男」が「錦渓筆談」と決定的に違うところの一つが、主人公の二人ですね。

キム・スンユは、キム・ジョンソの次男ではなく三男です。

また、首陽大君の娘と恋に落ち夫婦となって幸せな家庭を築いていくのは、キム・ジョンソの孫で次男(ピョンスク)の息子キム・チャンドンということになっています。

また、ドラマ「王女の男」の中では、セリョンとスンユは恋に落ちる前から顔見知りで、二人の恋を成就させるために王妃が密かに王宮から罪人となったキム・スンユと二人逃がしたという設定でした。

ところが、説話では父のクーデターを批判したため、セフィが処罰されることを恐れた母が密かに逃がし、その逃げた土地で出逢ったのが・・・

キム・ジョンソの孫のキム・チャンドン。

お互いに惹かれあい夫婦となった後、なぜこの土地まで逃げてきたのかということを二人で話した時初めて、二人とも癸酉靖難(ケユジョンナン)のある意味被害者だったことを知ります。

「王女の男」との違いで大きなところは、二人の出会いとお互いの存在について知っていたかどうかということになります。

ドラマでは「敵を愛する」という苦しい設定でしたが・・・

「錦渓筆談」ではロミオとジュリエット的な要素は少なかったように思います。

まとめ

「錦渓筆談」の説話の一つを元に脚本が執筆されているドラマ「王女の男」。

韓国版ロミオとジュリエットということで、韓国や日本の女性の心を鷲掴みし・・・

感情移入して涙を流しながら毎週見ていた方も多かったのではないでしょうか？

実在した歴史上の人物と架空の人物が、見事にキャスティングされていて・・・

かなりハマってみていました。

曲げられない史実はありますが、「錦渓筆談」よりかなりロマンティックなストーリーになっていて、韓国時代劇の中でも魅力的な作品の一つだと思います。

それにしても、出演している魅力的なキャストの演技から、目が離せませんでした。

見ている私もあの時代にタイムトリップしたかのような錯覚をしていたように思います。

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各話数のあらすじや感想もまとめていますので、興味のある方は是非！

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